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【初心者必見】プロテインの選び方を目的・タイプ別に説明

プロテインの選び方 フィットネス

先日の記事「筋トレやダイエットをする人はプロテインを飲んだ方が良いのか?」でプロテインをお勧めする理由について説明しました。

今回の記事ではプロテインの選び方について説明していきたいと思います。

プロテインは原料によって大きく3つの種類に分けることができ、それぞれに異なる特徴があります。筋トレやダイエットなど目的によってプロテインの選び方が変わってくるので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

では始めましょう!

プロテインの種類:大きく分けて3つ

市販のプロテインは原材料の違いによって、大きく3つの種類に分けることができます。

  • ホエイプロテイン
  • カゼインプロテイン
  • ソイプロテイン

ホエイプロテイン

ホエイプロテインは牛乳に含まれるタンパク質の一種です。

牛乳から脂肪と固形タンパク質(=カゼイン)を取り除いた後に残る液体部分で、ヨーグルトの上澄みににできる液体といえなイメージしやすいでしょうか。

体への消化吸収スピードが速く、トレーニングで傷ついた筋繊維の回復に効果があります。

メリット
  • 必須アミノ酸(BCAA)が含まれていて筋肉修復効果が期待できる 
  • 味にクセがなく飲みやすい 
  • 体内への吸収がスムーズで胃腸にもたれにくい
デメリット
  • 他のプロテインと比べると価格が高い 
  • 乳清に含まれる『乳糖』の働きで体質によってはお腹が緩くなる

カゼインプロテイン

カゼインプロテインは凝固するタンパク質で、生乳を構成するタンパク質の80%を占めています。

牛乳から脂肪とホエイを取り除いた残りの不溶性固形物で不溶性なので固まりやすく、体への吸収が約7時間程度とゆっくりなことが特徴です。

また腸の働きであるぜんどう運動を抑制するので、食べたものが腸内に長くとどまり栄養素の吸収が高くなります。

メリット
  • 筋肉の分解を抑制するので筋量をキープしながら減量できる 
  • 食べたものをエネルギーに変える力がUPするので体脂肪を減らしやすい 
  • 体への吸収が遅く満腹感が持続するので食べ過ぎ防止になる
デメリット
  • 筋トレ中の人には向かない 
  • 水に溶けにくく飲みにくい

ソイプロテイン

ソイプロテインは大豆のタンパク質だけを粉状にしたものです。

原料が大豆なので、植物性タンパク質を効果的に摂取することができ、また価格が安いことが特徴です。

メリット
  • 大豆に含まれるイソフラボンで美容効果 
  • 食物繊維が豊富で便通に良い 
  • 体への吸収がゆっくりで満腹感が持続
デメリット
  • 粉っぽくて少し飲みにくい 
  • 筋力増強には向かない

目的別プロテインの選び方

筋トレで体を鍛えたい人:ホエイプロテイン

トレーニングで強い肉体を手に入れたい、筋肥大をしたいという人はホエイプロテインがお勧めです。

筋トレ後効果的に筋肉を回復するためにはできるだけ素早くタンパク質を補給するのが望ましいのですが、ホエイプロテインは体に吸収されるスピードが早いので、トレーニング直後の補給には最適です。

また筋トレだけではなく、マラソン(持久力系)、コンタクトスポーツ(サッカー・ラグビー)など幅広い競技で強い体を作りたい人にホエイプロテインは向いています。

ダイエット中の人:カゼインプロテイン

カゼインプロテインはダイエット中の人にお勧めです。

体への吸収がゆっくりなので、満腹感の持続が期待でき、運動をしない日のタンパク補給や就寝前の摂取にも適しています。

健康維持や美容に興味がある人:ソイプロテイン

ソイプロテインは健康・美容意識の高い人にお勧めです。

女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボン、サポニンの抗酸化作用により、美肌効果や健康的でサラサラの髪のキープに期待ができます。

まとめ:自分の目的にあったプロテインを見つけよう

今回のまとめです。

ホエイプロテインカゼインプロテインソイプロテイン
原料牛乳牛乳大豆
特徴体への吸収が早い体への吸収がゆっくり体への吸収がゆっくり
メリット・筋肉回復効果
・味にクセがない
・筋肉量が減りにくい
・体脂肪が減りやすい
・満腹感が持続
・イソフラボンの美容効果
・食物繊維が豊富
・満腹感が持続
デメリット・価格が高い
・お腹が緩くなることも
・水に溶けにくい
・筋トレ中の人には向かない
・粉っぽい
・筋肉増量には向かない
おすすめの人・筋トレする人
・体を強化したい人
・ダイエット中の人美容に興味がある人

プロテインの種類によって特徴が異なり、得られる効果も変わってきます。

それぞれの特徴をよく理解して、自分の目的にあったプロテインを見つけましょう。そうすれば筋トレやダイエットなどあなたの努力により加速がつき効果UPしますよ。

今回はプロテインの選び方をタイプ別・目的別に説明しました。ではまた!

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