通勤や移動中、ジムでトレーニングしている時など、音楽は私たちの生活にとって身近な存在です。
その音楽を聴くためのイヤホンですが、最近コードが無い「ワイヤレスイヤホン」を使う人を多く見かけるようになりました。体感的にはコード付きの有線イヤホンはすでに絶滅指定危惧器具です。
僕もこれまでiPhoneに付属しているEarPods(有線イヤホン）を使っていましたが、新しく買ったiPhone12miniからイヤホンが付属しなくなったことを機にワイヤレスイヤホンに乗り換えることにしました。
iPhone・Macbook・AppleWatch・iPadとアップル製品に囲まれた生活を送っていますが、AirPodsのあの”いかにも”な白いルックスと”スタバでMac”みたいなドヤ感が受け入れられず（あとお高めな値段も）、黒でシンプルなものを探すことにしました。
Amazonで「ワイヤレスイヤホン」と検索すると6万件以上と表示されるカオスな市場の中、口コミの良さと日本発ブランドという2点から選んだのが「JPRiDE TWSー520」。Amazonで4,980円です。
特徴的なのは、創業者である青山氏の熱いメッセージ。
「ハイブランドの音質とクオリティを低価格で」
「音楽好きの創業者が、本当に納得のいくモノだけしか製品化しません。」
熱いですね・・・
その言葉通り、お手頃価格でありながら様々なシーンで活躍する納得の仕上がり。コスパ志向派の人には、正直かなりオススメです。
ハイブランドに見劣りしないワイヤレスイヤホン「TWS-520」
シンプルながら高級感も感じさせるパッケージ。こういう”感性”に訴える部分のデザインも手を抜いていないところは好感が持てます。
Bluetooth接続のワイヤレスイヤホン。耳の中に入れて使う「カナル型」です。ユーザー登録をすると、メーカー1年間保証がつきます。
ブランド名である「JPRiDE」のロゴが印刷されているケース側面部分からパカっと開きます。
箱を開くと、さっそく創業者の熱いメッセージが。
箱の中には、ヘッドホン本体、充電機能付きケース、充電ケーブル、イヤーパッドの予備（3サイズ5組）、説明書、簡易マニュアル、アンケート、そして割引クーポン券が入っています。
ケースに入れると充電 
ケースと充電ケーブルを接続
本体をケースに入れること充電が始まります。ケースを充電するためには付属の充電ケーブルを本体の側面に画像のように差し込みます。充電ケーブルは本体に挿す側がマイクロUSB、電源側がUSB-Aとなっています。
ただ、上記のような仕様なので、充電をしながらイヤホンとして使用するという使い方はできません。
音質に関しては、僕があまりこだわりがない＆詳しくないということもありますが、iPhoneに付属している有線のEarPodsよりははるかに良いです（あたりまえか）。
ハイクラスのイヤホンを使ったことがないのでなんとも言えませんが、少なくとも音質に関して不満に思ったことは一度もありません。
「TWS-520」の本体をチェック
次に本体を見ていきましょう。
本体にはボタン類はありません。MFB（マルチファンクションボタン：本体の平らになっている部分）をタップあるいは長押しタップすることで操作できるようになってます。ボタンと言っても物理的に押し込めるようにはなっていないので、そっとタッチする感じです。
| 機能 | 操作 | 本体のLEDランプ | 音声案内 |
| 電源ON | 1.電源オフの状態でMFBを約3秒タッチ 2.ケースから取り出すと自動で電源ON | 白いランプが1秒点灯 | 「Power On」 |
| 電源OFF | 1.電源が入った状態でMFBを約5秒タッチ 2.ケースに入れると自動で電源OFF | 赤いランプが1秒点灯 | 「Power OFF」 |
| ペアリング | 1.右イヤホン電源OFFの状態でMFBを約5秒タッチ 電源ONでもさらに3秒ほどタッチ 2.電源ONで最後に接続した機器に自動接続。 30秒以内に接続されないとペアリングモードに入る | 右側のランプが赤白点滅 | 「Bluetooth-Pairing」 |
| 前の曲へ | 左のMFBを約2秒タッチで頭出し。 直後にもう2秒タッチで前の曲に戻る。 | ||
| 次の曲へ | 右のMFBを約2秒タッチで次の曲に進む。 | ||
| 一時停止 | 右のMFBをダブルタップで一時停止。 再度Wタップで再生。 | ||
| 電話に出る | 着信時にどちらかのMFBをWタップ | ||
| 電話を切る | 通話中にどちらかのMFBをWタップ | ||
| 初期化 | イヤホンをケースから出して電源OFF →右イヤホンMFBを3秒タップで電源ON →すぐにMFBを5回タップ →左イヤホンも同様にする | 赤いランプが2秒点灯 |
イヤホンのみだと片方で約4.8グラム。耳に装着しても「重い」って感覚はありません。
防水機能はIPX5等級なので、装着したままシャワー程度の水流なら大丈夫そうです（そんなシチュエーション無いかもしれませんが）僕はジムで汗をかきながらトレーニングしている時も使っていたので、日常使いならあまり水分に神経質になることはないです。
本製品はIPX5等級の防水機能を有します。この防水等級では水に浸す、などの使用は想定されていませんので、使用中に発生した状況により、保証の対象外となることがあります。
TWSー520 USER GUIDEより
フル充電で6時間半使えることになっていますが、体感的にもそれくらいです。
それからTWSー520にはマイク機能もついているので、電話の着信応答やオンライン会議にも使えます。僕はZoomを使ったオンライン会議の時にこのイヤホンを使っていますが、問題なく使用することができてます。
初期設定を済ませておけば、ケースから取り出して電源ON、最後に接続した機器に接続されます。きちんと接続できているかどうかはイヤホンからアナウンスが流れるので安心。使い終わったら、ケースに入れると自動で電源OFFになります。
ちょっと惜しいのは、右用には「R」左用は「L」の文字が入っているのですが、これが超見えにくい。光の加減で運が良ければ見えるレベルです。ケースから出してすぐ使う場合は問題ないですが、テーブルの上に雑に置いたりすると左右が混ざるので、装着してみて確認するハメになります。
フィット感が良く、動いてもズレない
実際の装着感した第一印象は、めちゃ軽い！今まで有線タイプしか使ったことがなかったので、違和感があるんじゃないかとか重さで落ちてくるんじゃないかとか不安があったのですが、全くの杞憂でした。
耳栓のように耳にしっかりと差し込んでいるので、ジムのランニングマシンでまあまあのペースで走ってもずれる気配すらありません。
関連記事：FIT365の1DayPassの使い方と注意点を説明します
予備のイヤーピースも3サイズとバリエーション豊富なので、自分にぴったりの装着感にカスタマイズすることも可能。
使い始めて1年以上経ちますが、トラブルも無く今ではなくてはならない存在です。
「TWS-520」の特徴まとめ
- 本体が軽く長時間装着していても気にならない
- 耳にしっかりフィットするので、少々激し目に動いても落っこちたりしない
- IPX5等級の防水機能で、少々の雨や汗なら問題なし
- 常識的な範囲の音量なら、音漏れはほぼなし
- 右左イヤホンの判別がしにくい
- ケース収納で充電するので、充電しながら使うことができない
- 物理ボタンがなくタップ操作なので、慣れるまで少し違和感があるかも
- 左側だけの単独使用はできない（右だけは可能）
まとめ：この品質でこの値段はアリエナイ！
これまで当たり前のように有線タイプのイヤホンを使ってきましたが、TWSー520を使い始めて、今更ながらコードから解放されたらこんなにストレスフリーとは眼からウロコ・・・・もう有線には戻れそうにありません 笑
AppleやBOSEならいざ知らず、この品質でこの価格はもうありえないレベル。
これからもトレーニングに動画鑑賞にガンガン使い倒そうと思います。
ではまた！
